この記事では、毎年の家族旅行を目標に。
飛行機に乗らずに貯めたマイルで行くことを条件として我が家が取り組んでいることを紹介します。
ご存知の通り、航空券は貯まったマイルでも購入することができます。
マイルで航空券を入手できれば、旅行に必要なお金は旅行先でのホテル代や食事代だけになりますので大幅に節約ができます。
このマイルを貯める方法ですが、飛行機に乗る以外にも方法があります。
その中の1つに、航空会社と提携しているクレジットカードを利用する方法があります。
ちなみに私はANAのマイルを貯めています。
ANA航空では東京~沖縄は 往復14,000マイルで行けます。(最安シーズンの場合)
このマイルをクレジットカードを利用することで貯めていく作戦です。
夫婦で合計28,000マイルを貯めることが目標になります。
一見難しそうに思えますが、ここで紹介する方法を使えば誰でも簡単に達成することができます。
また最後にお得にマイルを貯める方法も書いていますのでチェックしてみてください。
ちなみに、私達は現在海外旅行をマイルで行くことを目標にしています。
私達はイタリアが好きなので、1人あたり55,000マイル、夫婦で110,000マイルを貯めることが目標です。
当然、110,000マイルともなるとさすがに私達のような一般的な共働き夫婦の生計でのクレジットカード払いだけではどうにもなりません。
これを達成するには少しコツがありポイントサイトを利用することになります。
しかしこれも簡単に獲得することができますので国内だけでなく毎年海外旅行に行きたい方はぜひ取り組んでみてください。
沖縄に行くために「やること」をサクッとまとめました!
さて、実際にマイルを貯めるにあたってのタスクですが。
1.まずカード2枚用意します。
【メインカード】
ANA VISA Suica カード か ANA VIZA nimoca カード か ANA VIZA nimoca TOKYU カードの中から1枚 (年会費 811円)マイ・ペイすリボ登録時
【ソラチカカード】ANA To Me CARD PASMO JCB カード (年会費 2160円)
メインカードはVISAかMASTERのブランドを選びましょう。JCBだと還元率が若干落ちてしまいます。
ソラチカカードは後で説明しますが、ポイント還元率を抜群に引き上げるためのカードです。
年会費が2000円ほどかかりますがマイル自体が2円~16円の価値があるので持っておいて損の無い超優秀カードです。
2.メインカードで年間178万円使うようにします。
これは12ヶ月で割ると毎月15万円の請求額に相当する計算になります。
これが基本!! メインカードでマイルが貯まる方法!
VISAカードのポイント制度について説明します。
VISAカードでは1000円利用するたびにワールドプレゼントポイントが1ポイントつきます。
ワールドプレゼントポイントはANAのマイルに変換することができ、ポイントの交換レートは以下の2つのコースから選択できます。
10マイルコース:1ワールドプレゼントポイントが10マイルに交換できます。(移行手数料 6480円/年)
当然、10マイルコースを選択するわけですが、ここで年間移行料を節約する技があります。
移行手数料は移行した年のみにかかる費用で、その効果は10マイルコースに切り替えてから1年間続きます。
ワールドプレゼントポイントの有効期限はまるまる2年間有効です。
つまり、無駄のない交換タイミングとして、ワールドプレゼントポイントの期限となる2年目が終わるギリギリに10マイルコースを申し込みANAマイルに交換します。
そこからまた1年間ワールドプレゼントポイントを貯めていきます。そして10マイルコースの権利が失効される12ヶ月目にもう一度、1年分のワールドプレゼントポイントをマイルに交換します。
これで、1回の移行手数料で、3年分のマイルを移すことが可能になります。
マイ・ペイすリボのメリットを紹介
先程メインカードはVIZAかMASTERのブランドを選ぶようにと記載した理由にあたります。
三井住友系カードではマイ・ペイすリボにすることによって以下の2つのメリットが得られます。
1.年会費の割引
通常の年会費が2160円のところ、811円になります。
2.基本ポイントと同じ額のワールドプレゼントポイントがもらえる
三井住友のVIZA・MASTER系のみ、リボ手数料を1円以上支払うと基本ポイントと同額のボーナスポイントが手に入ります。
月15万円だと基本ポイント150+ボーナスポイント150ポイントとなります。
基本ポイントは10マイルコースで1500マイルに交換。
ボーナスポイントは1ポイントあたり3マイルに交換することができますが、後ほど紹介するソラチカカードを使うことで1ポイントあたり4マイルにすることができますので、600マイルになります。
ボーナスポイントの還元率を上げる、ソラチカカード!
ソラチカカードは正式名称を「ANA To Me CARD PASMO JCB」といい、航空会社のANAと東京メトロが提携して発行しているクレジットカードです。
このカードでは貯まったメトロポイントをANAマイルに変換することができます。
ところで、ワールドプレゼントポイントのボーナスポイントは1ポイント=3マイルとして交換することができました。
しかし、ポイントサイトを経由して、一旦メトロポイントに変換してからソラチカカードを使ってマイルに変換すると1ポイント=4マイルになります。
これにより、ANA VISA カードで利用した金額の1.46%まで引き上げることができます。
毎年の利用額 | マイ・ペイすリボあり | マイ・ペイすリボあり かつ ソラチカカードあり | マイル還元率 |
30万円 | 3000マイル | 4200マイル | 1.4% |
50万円 | 5150マイル | 7200マイル | 1.44% |
100万円 | 10450マイル | 14600マイル | 1.46% |
300万円 | 32700マイル | 45600マイル | 1.52% |
2名分の沖縄航空券(往復分)を獲得するための内訳公開 (らくちん編)
さて、実際にマイルを貯めるための方法を解説していきます。
クレジットカードを利用して28000マイルを稼ぐことはとても簡単です。
まずクレジットカード1枚につき、ポイントが1000マイル手にはいります。
これで2000マイル獲得できますので、残り目標が26000マイルです。
そしてメインカードで年間178万円使うようにします。
1ヶ月に換算すると15万円程度です。
そのためにメインカードに固定出費を集約させていきます。
あとは、日々の食費をクレジットカードで決済するように意識していきます。
実際に毎月15万円をANAクレジットカードで払う明細内訳イメージ
さて、15万円の内訳ですが、こんな感じでいかがでしょうか。
どれも一般的な家庭で当たり前のように発生する支出ばかりです。
・食費 30000円
・電気料金 8000円
・ガス代 5000円
・インターネット代 5000円
・NTT受信料(1年一括払い金額÷12ヶ月) 2000円
・携帯電話代(夫) 6000円
・携帯電話代(妻) 6000円
・通勤定期代(夫) 10000円
・通勤定期代(妻) 10000円
・生命保険料(夫)25000円
・生命保険料(妻)15000円
・生命保険料(子)5000円
・自動車保険(1年一括払い金額60000円÷12ヶ月) 5000円
・ガソリン代 5000円
ここまでで計13万7000円(目標まで残り1万3000円)
その他、ここに含まれていないものをクレジットカードで決済すると毎月の目標を達成できます。
・外食費
・ネットショッピング (amazon,yahooショッピング,楽天など)
・洋服代
・おもちゃなど
ちなみに我が家は車を持っていません。
また、私達夫婦は自分たちにとって必要な出費以外は最低限にしようとていますので定期券は6ヶ月まとめての割引購入、保険料などもできるだけ一括払いで安くなるようにしています。
代わりに楽天やヤフオクで買い物をしたり、嫁はライブのチケットなどを買ったりもしています。
こうしてみると夫婦で月15万円というハードルは決して高くないことがおわかりいただけると思います。
これで毎年2名分の沖縄往復航空券を獲得できますので、ぜひ日々の支払いをANA VISAカードで支払うように切り替えていきましょう。
実際にANAマイルに還元する方法
ワールドプレゼントポイントが貯まったら、いよいよANAマイルに交換していきます。
ここでワールドプレゼントポイントのボーナスポイントをメトロポイントに変換するために一旦、Gポイントに変換します。
ワールドプレゼントポイントは1P = 5Gポイントになります。
そこからのルートは以下になります。
Gポイント → LINEポイント → メトロポイント → ANAマイル
となります。
この経路では最終的に0.81%という変換率になりますので、1ポイントで4マイルが手に入る計算になります。
ワールドプレゼントのボーナスポイントを直接マイルに交換したさいの3マイルより高還元率になりました。
Gポイントへはこちらから登録できます。ANAマイルを貯めるのに必須のサイトなので必ず登録しておきましょう。
どちらからでも登録できます。
登録するとボーナスポイントがもらえるのでそれもマイルに還元できます。
ANAマイルを使って海外旅行に行く方法。マイル錬金方法を紹介!!
ここまではクレジットカード決済のみで国内旅行に行く方法を紹介してきました。
国内旅行レベルなら普段の生活出費をANA VISAカードに収束するだけで毎年沖縄旅行に行けることがおわかりいただけたかと思います。
さて、ここからは海外旅行を目指していく方法です。海外旅行ともなると必要マイルは100,000マイル超え。
クレジットカード決済方法のみだと金額にして690万円ほどを決済していかなくてはなりません。
夫婦揃って医者とかならまだしも、流石に到底私には無理な金額です。
そこで利用するのがポイントサイトです。
感の良い方はもうお気づきかと思いますが、色々なポイントサイトで貯めたポイントを最終的にメトロポイントにすることができればANAマイルを錬金することができます。
これによってクレジットカード決済もせず、かつ飛行機にも乗らずにマイルをためていくことができます。
飛行機を使わずに日々のクレジット払いやポイントサイトを経由してANAマイルを貯める人を『陸マイラー』と呼びます。
陸マイラーにオススメのポイントサイトは以下の2つです。
ハピタス
上記のリンクをクリックすることで入会ボーナスポイントが入ります。
この2つは必ずどちらも登録しておきましょう。
同じ広告を扱っていてもそれぞれ得意な分野があって一方のほうが多くポイントがもらえる時があるので、それによって使い分けていきます。
いまならポイントサイト経由でANAカードを発行すると9800マイル相当がもらえる。
会員登録が済んだらソラチカカードを申し込んでいきます。
ソラチカカードを発行する時も普通にメトロのホームページに行くのではなく、必ずポイントサイトを経由しましょう。
なぜなら、これだけで既に1人分の沖縄旅行に相当するマイルが貯まってしまうからです。
この時、どちらのポイントサイトのほうがより多くポイントがもらえるのかをチェックします。
本日の時点ではちょびりっちの方がポイント獲得率が高いようです。
ちなみに私が登録したときはハピタスの方がポイント獲得率が高かったです。
経由したいポイントサイトが決まったらそちらのポイントサイトからメトロカード発行のページへアクセスします。