今回は有給休暇の話です。
仕事柄、
主に有給の付与のタイミングと発生日数について聞かれます。
今回はゆずぽんが知っていることを皆さんに共有できたらと思います。
有給に伴い引越しを検討している方はこちらも併せて御覧ください。
有給休暇の発生タイミングは半年後!! 最大で40日分貯められる。
有給休暇の権利が発生するタイミングは会社によって違います。
最近は入社してから6ヶ月後に有給休暇を付与する会社が増えているようです。
しかし、会社によっては入社日からいきなり有給休暇の権利を与えてくれる
会社が有給休暇を社員に与えるタイミングは各社が定めるとされています。従って、ご自身が勤めている会社の有給休暇がどのタイミングで発生するのかを確認しておくと良いでしょう。
労働基準法では勤務年数が増えるごとにもらえる有給休暇も増えて
◆有休取得日一覧表
入社して初めにもらえる有給休暇の日数はほとんどの会社が恐らく
4月1日に入社した新入社員を例にしてみましょう。
1回目にもらえる有給休暇は10日間です。
この10日間を1度も使用せずに翌年の有給休暇付与日を迎えた場
つまり、
もう少し話を続けます。
しかし、
このように有給休暇は新しく付与された日数と、
以上が簡単なルールになります。
有給休暇の有効期限は2年間以内に付与された日数。
まず有給休暇には有効期限があります。
2年間経った有給は権利を使わなかったということで権利失効しま
有給の消化は前から?後ろから?
ここからは少し難しい話になります。
会社の規定にもよりますが、ほとんどの会社では
ちょっと分かりづらいですね。
例を示します。ポイントは「直近で発生した分」と「繰り越した分」を分けて考えるということです。
先程の彼は2回目の時点で21日間の有給休暇をもっています。
内訳は 1回目(10日間) + 2回目(11日間) でした。
その彼が6日間の有休を使用したとします。この6日間は2回目の11日間の中から使ったとみなされます。
つまり2回目は(11日間 - 6日間) 残りは5日間です。
今後も彼が有休を消化し、「直近で発生した分」である残りの5日間全て使い切った場合、彼にはまだ前回繰り越した分の10日間があるのでそちらを使うことになります。
しかし、彼が残りの5日間を使わずに次回の有休の付与が行われた場合は彼の有休は2回目の残りと3回目。
即ち、2回目(5日間) + 3回目(12日間) の17日間となります。
残っていた1回目の10日間はこの時点で2年間が経過したので権利失効となります。
私を含め、「多く休みたい!!」と思う側の人間からすれば1回目に付与された10日間から使ってくれれば良いのに。。。と思うところではありますが、労働基準法的にはこの計算でOKです。ただ、会社によっては過去に付与した有休から消化していくと定めている会社もありますのでご自身がどちらか確認しておくと旅行などのお休みの計画も立てやすくなるかと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
有給休暇とは、それまで頑張って働いた結果に対して与えられる休暇ですので取得の際は堂々と申請したいものです。
しかし忘れてはならないのは休むことによって周りのスタッフや業務にしわ寄せがくることもまた事実です。
せっかくある権利を気持ちよく利用するためにも、有休休暇を取得する際は前もって周りの人に相談をして、自分がいないことで業務に支障が現れないよう配慮しながら申請することが大切なのかなと思います。