自宅のネット回線からパソコンやスマートフォンに接続していると通常の速度よりも遅く感じるときがあります。
試しに速度を計ってみると、情報のダウンロードスピードが確かに7Mbpsしかでていませんでした。
結論から書くと終端装置とハブを結んでいたLANケーブルが「CAT5」という1Gbの速度に対応していないケーブルで、そこがボトルネックとなっていました。
LANケーブルは「CAT5」以外のものを使用しましょう。
インターネットの速度が遅いのはLANケーブルが原因の場合がある。
LANケーブルには種類が幾つかあり、それぞれ最大通信速度が異なっているようです。
LANケーブルは、性能や特長によってカテゴリという規格で区分されています。カテゴリはLANケーブルのパッケージに記載されているほか、 ケーブル部分に小さな文字で「CAT5e」や「CAT6」などと印字されていることがあります。
NTT西日本HPより引用
ケーブルの種類と最大速度 | |
CAT5 | 100Mbps |
CAT5e | 1Gbps |
CAT6 | 1Gbps |
CAT7 | 10Gbps |
表のように「CAT5」を使用すると最大で100Mbps(すなわり0.1Gbps)の速度しか出せないみたいです。
そこで、自宅にあるLANケーブルからCAT5eを探し出し差し換えをしました。
LANケーブルには企画がわかるように番号が印字されています。
そこで改めて測定をし直した結果、21Mbpsまで速度が上昇しました。
このほかにも回線速度が低下する原因として
・終端装置の故障
・無線機が障害物に囲まれていて電波を拡散しにくい
・他の住宅がデータをたくさん取得している(集合住宅)
・インターネットを閲覧しているほかに、バックグラウンドでWindowsやiTuneなどの更新で大きなファイルをダウンロードしている。
などが挙げられますが、これらについてはまた紹介させてもらえればと思います。